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教育費の貯め方、FPが教える賢い対策
子どもの成長はあっという間。小学校から大学まで、教育費は想像以上にかかります。「どうやって準備すればいいの?」「今からでも間に合う?」そんな不安を抱えるパパ・ママのために、ファイナンシャルプランナーの視点から、教育費の賢い貯め方をお伝えします。
教育費、いくらかかる?
まずは現実を知るところから始めましょう。
公立ルート(幼稚園〜大学):約1,000万円
私立ルート(幼稚園〜大学):約2,000万円以上
※文部科学省や日本政策金融公庫のデータをもとにした平均値です。
これだけの費用をいきなり用意するのは難しいですよね。だからこそ「計画的な貯蓄」が重要なのです。
FPが教える!教育費準備の3ステップ
① 目標時期を明確にする
「いつ」「いくら必要か」を把握することが第一歩。例えば:
中学進学:10万円程度
高校入学:30〜50万円
大学進学:入学時100万円以上+年間100万円程度の学費
これを踏まえて、いつまでにどれだけ貯めるか、逆算して考えます。
② 貯め方のバランスを取る
教育費は、長期的な準備と短期的な備えのバランスが大切です。
方法 | 特徴 | おすすめタイミング |
---|---|---|
貯金(定期預金) | 元本保証、安全 | 直前の入学準備資金 |
学資保険 | 強制的に貯められる | 子どもが0〜3歳のとき |
つみたてNISA | 運用で増やす | 大学進学まで10年以上ある場合 |
ジュニアNISA(2023年で新規終了) | 売却・払出制限あり | 早期運用向き(2024年以降は移管が必要) |
③ 家計に無理のない額を積立てる
「毎月いくら積立できるか」を家計から算出し、無理のない範囲で続けましょう。目安として:
子ども1人につき、月1〜3万円の積立
ボーナス時に年数回の加算
長期で見ると、複利や積立の効果で効率的に貯めることが可能です。
実例:2児のママが実践する教育費計画
家族構成:夫婦+子ども2人(3歳、0歳)
学資保険:1人あたり月10,000円(18歳満期で200万円)
つみたてNISA:夫婦それぞれ月20,000円(大学資金として活用予定)
定期預金:ボーナスごとに10万円積立
このように「保険」「運用」「貯金」をバランスよく組み合わせることで、リスク分散しながら着実に準備が進められます。
まとめ:今すぐ始めれば、未来は安心
教育費の準備は「早く始めるほどラクになる」のが鉄則です。完璧を目指す必要はありません。まずは家計を見直し、少額でも積立を始めることが第一歩。
ファイナンシャルプランナーとして、あなたのご家庭に合った最適なプランを一緒に考えることも可能です。お気軽にご相談ください!
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